自分の言葉として英語を「語る」

日々寒さが厳しくなる季節ですが、新年をいかがお過ごしでしょうか? 本年もよろしくお願い申し上げます。

世間では毎年12月には「今年の言葉」や「流行語」なるものが発表されます。私たちにとっての言葉は何だろうかと思ってみたとき、自然に浮かんでくるのは、「語るということ」、そして「聞くということ」(耳を傾けること)です。CDをよく聞き、語るように英語を言うということも、そこに入りますが、もう少し広く考えてみました。

一般的に言われている「四技能」という言葉には、文字通り英語を機能的な道具とみなす考えが出ています。しかし、技能を備え、伝達機能を有効に働かせるには、その背景に未知なものへの関心や、自分の思いを表現したいという気持ちが不可欠なのは言うまでもありません。教科書や日常会話のテキストとは異なり、物語や世の中の不思議に満ちたコアの教材を、音読と語順訳で学ぶことは、生徒たちに「学ぶ」ことの本来の道を歩ませるようにできています。それが最大限の効果を発揮するためには、対象の言葉に耳を傾け、語られていることへ心を向け、心を開くということが肝要になります。

外国人が話す英語という未知の言葉を理解するには、人との日々のやりとりや、身近な言葉の表現への関心を持つことが欠かせません。そして、そこに感じたこと、思ったことを外に引き出してあげることが、私たちに求められていることなのかもしれません。私たちにとっての四技能は、単に機能的な道具としての英語力を表すだけではなく、その源にある、人と人とのかかわりに目を向けることも表しているのだといえるでしょう。やはり今年の言葉ということになれば、自分の言葉として英語を「語る」ということになるでしょうか。

「知識や技能」と、「表現という生きた言葉」との総合化を目指して、これからも頑張っていこうと思います。

 

各教室でモデルレッスンを行っています。お気軽にお問い合わせください。

コメントは受け付けていません。