英作への道3 ~be動詞と一般動詞~

be動詞と一般動詞の区別がついていないとか、その二つを一つの文の中で続けて使うなどということを生徒がするということを時々耳にします。be動詞は主語の状態をのべるもので、その訳語は「ある・いる・なる・です」。一般動詞はbe動詞と異なり動作や行為、行動を表す、あるいは「〜している」という状態を表す単語。日本語の動詞の場合は、その活用変化の形によってグループ分けはしますが、この二つのような種類分けはしません。動詞の性質が大きく二つに分けられているということを、まず強く意識しなければなりません。どう強く意識すればよいか。私は2階建ての家屋を想定すれば良いと考えます。1階はbe動詞。2階が一般動詞。2階は1階の後に作られます。何かあるモノ、ある人、あるコトが動作、行為、行動を起こすには、まず何よりも、そのあるモノ、ある人、あるコトが存在しなければなりません。この世界は、あるモノ、ある人、あるコトが「ある」「いる」「なる」ことで始まります。したがって、まずそれらを表す動詞beが1階部分として家を支えます。その上でさまざまな行為が起こりますから、一般動詞は2階にあたるのです。「あなたが好きです」をI am like you.は非文。二つの動詞の住んでいる世界が違うので、そのまま一緒には使えません。

日本語と英語の顕著な違いは、物主構文といった表現の世界だけではなく、品詞分類や特に述語部分の働きにもあると思われます。英語学習時には、日本語の特徴に引き寄せられないようにしないといけません。それが「物語」であり「音読」の世界であり、ネイティブとの自然な会話という環境です。否応無しに英語圏という引力の働く世界での経験がものを言うのです。

 

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