知っておきたい イディオム!(その16)
使い分けに迷う英語表現、間違いやすい英語表現など、知っておくとちょっとためになる「英語のあれこれ」をお伝えしていきます。
今回のイディオムのテーマも「face」です。
Hanako: Last week, I tripped over in my living room and bumped my head on the table.
Kate: Oh, were you alright?
Hanako: Yes, I was fine but my dad’s precious vase fell on the floor and cracked.
Kate: Oh, no!
Hanako: Dad was so angry at me!
Kate: So you had to face the music.
face the music:自分で招いた(悪い)結果をいさぎよく受け入れ責任を取る、報いを受ける。
直訳すると「音楽に直面する」(faceを動詞として使うと「直面する」「顔を向ける」という意味になる)となりますが、意味が通じませんよね。諸説あるようですがmusicが「悪い結果」や「報い」を表わす表現に使われたのは1800年頃と言われています。昔アメリカの軍隊で処罰を受けるときに、罪状がひとつ読み上げられるごとに太鼓やドラムロールなど音が鳴らされ兵士が見送られました。音楽の方に顔を向けて自分の不始末にけじめをつけなければならなかったことから由来しているみたいです。
※敬礼する:to salute 敬礼:a salute
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