2017 年 3 月 6 日 のアーカイブ

2017年センター試験概略

2017 年 3 月 6 日 月曜日

今年度のセンター試験を見ると、国が要求する、高校生の学力の標準がよく分かります。筆記問題もリスニング問題も、高校英語の全領域に渡り、ポイントを突いたものばかりで、作成者の苦労がしのばれます。全体の量、形式は昨年度と全く同じです。数年前の試験と比べてみると、難易度は低くなっています。

発音、アクセント問題も、高校生がよくつまずくものが選ばれています。コアの学習法の基本は「音」ですが、特にスペリングと発音の関係、母音字だけでなく、子音字の読み方の基本と例外は、中学時代から意識させることが大切です。

文法、文型、語彙は、通常のコアの授業で充分な内容です。第5文型の完全な理解、第2文型のイディオマチックな表現の記憶が大切なのは言うまでもありません。

読解問題も、150語以下から600語まで、長さはいろいろですが、文の流れを掴む、文の趣旨を理解する、テーマとなっている事象に関する情報を記憶するなど、変化に富んだジャンルの英文が提示されています。主人公がある朝猫に変わっている物語文などは、中学生でも理解できる子がいるでしょう。日頃から多様な情報に積極的に関心を持つようにしましょう。

また、語順訳からさらに、英文を日本文に直したり、書き出したりすることなしに、つまり読み返しをしないで英文を読んだり音声を聞いたりして、即座に文意やイメージをつかみ、記憶していくという勉強を、どこかの段階で取り入れることが必要と思います。リスニングは、音声による学習に慣れていないと混乱する生徒がいるでしょうが、設問が与えられていますし、発音は正確で、スピードもゆっくりですから、コアの生徒ならほとんど正解できるはずです。

あなたもコアで学んでみませんか。

各教室でモデルレッスンを行っています。お気軽にお問い合わせください。