2017 年 7 月 のアーカイブ

夏季休業日のお知らせ

2017 年 7 月 31 日 月曜日

誠に勝手ながら、8/14(月)~18(金)は夏季休業とさせていただきます。

上記期間中にEメールでいただきましたお問い合わせにつきましては、8/21(月)より順次対応させていただきますので、予めご了承くださいませ。

ご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

渋谷本部校は8/21(月)より通常授業を再開します。8/23(水),24(木)に単語暗唱会を実施するほか、8/22(火)英作文演習講座等、夏期講習の追加募集も行っています。新学期が始まる前にしっかり準備しましょう。

(渋谷本部校0120-86-4886 平日午前10時〜午後7時)

英作への道2 ~In & Out~

2017 年 7 月 24 日 月曜日

言葉は実際に語ったり、書いたりした時に生まれます。それ以前に、自分の内側に(in)あったものを外へ(out)取り出して初めて、何を言いたかったか、書きたかったかが自分にもはっきりします。

さて、最近の生徒は表現力がない、ということをよく耳にします。現在おもに求められている、「主張・意見・説明」という形式については力不足なのかもしれません。しかし、このような形式の文章は、日本語での歴史は浅く、明治維新後になります。たとえば「・・・ハ・・・デアル」形式の文は、一説では明治憲法において始まったと言われています(柳父 章著『近代日本語の思想−翻訳文体成立事情』を参照)。その後さまざまな文筆家が苦労を重ねながら、少しずつ日本語として定着してきたといえるようです。今ではいろいろな場面で使います。しかし、必ずしも、「熟成」した表現になっているかと言えば、必ずしもそうではないように思えます。

このような生活背景の中で、きちんとした説明ができる、ということは案外にしんどいことなのかもしれません。しかし、日本はいつの時代も外国とどのように付き合うかが問題でした。いまもまだ〈開国〉途中だといえるのでしょうが、国際化という状況がそれを待ってくれそうにないということで、いま声高にその力が問われ、必要とされています。特に英語を学ぶという観点からすれば、まさに合理的な表現の見本に日々触れているわけですから、それを理解するためにも、きちんとした文章、「XはYである」を基本とした英文から、その表現法を学べばいいのだと思います。英作することはその形式に触れるよいチャンスでしょう。単に課題だからというのではなく、説明文をきちんと話したり、書いたりできることは、それだけ英語に近いところにいるということにもなります。日本的な世界と英語的な世界の両方が成り立つ場所に立って、ものが言えるようになればいいでしょう。国際的、英語的な世界の方がより価値があるということではなく、日本的なものと西洋的なものとの両方を、自由に行き来できる子どもたちを育てたいものです。

このように考えてくると、英作という行為は、試験では文法や熟語や構文の知識を求められることではあるのですが、一番肝要なことは、英語が備えている論理性と同時に、必ず何かを主語として据えるものの見方を身につけることにあるように思えます。「・・・ハ」とテーマや対象を取り上げて(日本語でも)作文する練習自体が、一歩英語に近づくことだと思います。英語を学ぶということは、知識を身につけること自体を指すのではなく、英語の世界のものの捉え方を理解することに他なりません。またそれが理解出来るに従って、語学としての英語力はつくものだと思われます。それこそがコミュニケーション能力というべきものではないでしょうか。

日本語の世界から英語の世界へinする。自分の世界から他者の世界へinする、そのようなダイナミズムが語学習得には必要だと思います。inとoutを行き来することで、「説明する、意見を述べる」という力がつきますので、英作訓練は文法や構文理解に止まらず、とても総合的な学習といえるでしょう。

 

各教室でモデルレッスンを行っています。お気軽にお問い合わせください。

TT方式で単語力を劇的にあげる!

2017 年 7 月 18 日 火曜日

渋谷本部校単語暗唱会の日程が決まりました。

 

日時:8/23(水)、24(木)の10:00~16:00(休憩60分)

対象:小学生(高学年)・中学生・高校生

受付締切:定員(40名)まで

 

暗唱会では「45秒TT(タイムトライアル)方式」でテストをします。

今年完成の中学生向け教材を使用して、小学校高学年からご参加いただけるようになりました♪

オリジナル単語教材(*)の英単語と単語の意味を、45秒で3ページ(以上)暗唱していくテスト方式で、

・音声を使って覚えるから記憶しやすく、発音やアクセントもバッチリ!

・一部の単語を抜粋してのテストではないので、もれなく覚えられる!

・スピードを追及することで、集中力・記憶力アップ!

という効果があります。

この方式に初挑戦の場合は、テキストを見ながらのテストでまず発音とスピードに慣れるところからスタートするので、無理なくご参加いただけます。

(*外部生には教材を貸し出します。使用後の購入も可能です)

 

ひとりでコツコツ覚えるのが苦手でも、周りの熱気に刺激を受けながらゲーム感覚で進められるので、成長すること間違いなし!

詳しくはこちらをご覧いただくか、渋谷本部校(0120-86-4886 平日午前10時〜午後7時)まで、お気軽にお問い合わせください。

和製英語にご注意!(その11)

2017 年 7 月 10 日 月曜日

CORE「English Library」 “THIS AND THAT”

〜英語のあれこれ!〜 ご紹介します。

 ネイティブスピーカーにそのまま言っても通じない和製英語の第11弾です。正しい英語表現をしっかり学びましょう。

 

大学受験生の花子とお隣に住むアメリカ人のKateさんとの会話:

Hanako:  Kate, please look at these seals!  They are cute!  I bought them at 100 yen shop.

Kate:  Yes, Hanako, but I think you want to say stickers.

Hanako:  Eh???

 

日本語で「シール」と言うと、シート状のものに何枚も付いていて、はがして貼るもの、を想像しますよね。英語で同じものを指す場合、「seal」ではなく「sticker」と言いましょう。
英語の「seal」は、主に文書などの真正性を保証する標章、紋章などを意味して、印鑑、はんこ、印影、印形などもsealの範疇に含まれます。

「sticker」の動詞「stick」は「くっつく、貼る、くっつける」などの意味があり、それに「er」がついて、「貼り付くもの」といった本来の意味があるので、英語ではstickerと言う方が通じます。

例:I like to put stickers all over my schedule book.

(私は手帳のあちこちにシールを貼り付けるのが好きです。)
 

 

各教室でモデルレッスンを行っています。お気軽にお問い合わせください。

英作への道 〜リズムに出会う〜

2017 年 7 月 3 日 月曜日

「彼はカフェでコーヒーを飲んでいます」という文があるとします。この日本語を読めば、まず普通にその意味を受け取れます。また文の形式に不自然なところはありません。英文ではどうでしょうか。生徒自身が、He is drinking coffee at the cafe.はまちがいなく「正しい」という感覚や判断を持つのはどういうときでしょう。

「カフェでコーヒーを彼は飲んでいます」「彼はコーヒーをカフェで飲んでいます」「コーヒーを彼はカフェで飲んでいます」。語句の順序が入れ替わっているだけで、多少のニュアンスの違いはあるとしても、いずれも文としての意味は同じです。このように日本語では「述語」の部分が不動で、確固とした位置を守っていますが、主語を含む他の部分は比較的自由に入れ替えることができます。英語と異なり、日本語は「述語中心の言語である」と言われる所以です。述語以外の言葉がどこにあっても、それぞれに最後の述語にかかってきます。一番落ち着くかかり方は人によって、時によって異なるでしょう。そうすると、同じ意味でも正しい文はいく通りもあることになります。

英文はこうはいきません。このように表現の規則がゆるやかな日本語を母語として使っている者にとっては、ある英文が「正しい」と感じるためには、何と言っても語順が正しいという判断が必要ですが、それを音読(黙読)した時の、文のリズムやイントネーションに不自然さがないという感覚が持てることも不可欠だといえるでしょう。「強勢リズム」の言語と言われる英語の場合、ストレスのある音節から次のストレスまでが、時間的に等間隔になるように調節されますから、おのずから文ごとのイントネーションの個性が生まれてきます。この英語独特の音声の流れを心の底に感じながら、英文に向き合えた時、正しい文という感覚が得られるのではないでしょうか。

英語と日本語とは「語順が異なる」ということが意味するのは、文の要素の配列が違うということだけではありません。He is drinking・・・S→Vと言い切るのと、いくつもの語句が「飲んでいます」にかかってくるのとでは、発話時の感覚は大きく異なります。スタティックに見た時は要素の順序の違いしか見えませんが、文を語句の流れとして見ると、読むという行為はとても重要になってきます。つまり語順と音声とは切っても切れないつながりがあると言っていいでしょう。問題をいくら解いても伸びない生徒の場合、この音声で納得するという感覚が育っていないことが一つの原因だと考えられます。一方、文の要素等に関しての知識は、本人の成長を待たなければならないでしょう。文を構成する要素への視線は、何よりも自分を見つめる力、ものごとの関係を把握する力、言葉をどのように捉えるかといったことと深く関係しながら育ってくるものだと考えられるからです。問題をたくさんこなすということは、その知識と感覚を合体させる行為とも言えるでしょう。

スピークアウトして、英作の文が正解になった時が終わりではなく、そこからもう一歩踏み込めればいいのだと思います。口に馴染むまでなんども読む。知識の理解が覚束ない生徒ほど、音読からの理解は不可欠です。いわゆる例文集、構文集を覚えることの意義はここにあります。リズムをつかむことなしに覚えることはできないのです。

 

各教室でモデルレッスンを行っています。お気軽にお問い合わせください。