Archive for the ‘渋谷本部校’ Category

想像力で文章をつかむ 

2019 年 11 月 13 日 水曜日

オバマ氏の演説で語られているアメリカの史実を知識として、仮にすべて知っていたとしても、彼の心やアメリカ国民が感じ取っているものに触れることはできません。ただ想像力を駆使して理解しようと努力するしかありません。そして想像力とは、全体をつかむ力であると言えるでしょう。

言葉は意味だけではなく、言葉に至らず、胸のうちに沈黙としてあるものをも伝える場合があります。著者にとって想定された読者に対して、話し手にとっての聞き手に対して、あらかじめお互いに共有していると思われることを、著者は書きませんし、話し手は言葉にしません。日本語の訳にこだわらず、沈黙として表に出てこないものもつかむためには、全体をより深く理解することが重要であると言えるでしょう。

入試などを見据え、応急処置的にたくさんの問題に触れさせ、知識を増やすことは必要ではあるのですが、並行してこうした精読、全体を読み解く力、紙背に目を向ける想像力も養成し続けたいものです。英語力をつけるということは、知識としての力、感覚としての力に加え、真のコミュニケーションとは何かを考える力を育てることでもあります。

つまり、知識・感覚(経験)・想像力は三つそろってはじめてそれぞれの効力が機能するのだと考えられます。作品を通して作者が何を言いたいのかを深く考えることが、同時に知識を育てますし、書かれたことに対して考える力が生徒の成長を促すでしょう。他者の言葉を理解するということは、自分の中の言葉を育てることに他なりません。自分と無関係な知識を暗記しても力はつかないと言えるでしょう。

 

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精読と速読

2019 年 10 月 30 日 水曜日

いわゆる、作品全体そしていくつかの段落、文章群、個々の文、これらの相互の関連がわかり始めると、訳は決まった形では収まらなくなり、英語そのものに近づき始めると言えるでしょう。直訳して日本語の文にすることから、自然でこなれた日本語への翻訳をすればよいという考えもあるかもしれませんが、翻訳は翻訳で訳者の選択した独自の文体で全体を統一することが要請されますから、ここでは翻訳とは言わずに、直接的に意味をつかむ訓練ということにしておきます。これはいわゆる精読にほかなりません。
総合問題と言われるものやテストの長文問題では、個々の語句の意味、熟語、文法の知識も必要ですが、作品全体の意味把握と各段落の関係、いわゆる全体と部分との関連を読み取ることが重要になります。読み始めたときは、たしかに部分にしか出会っていないですが、同時並行的にどのような「全体」になっていこうとしているかを見極める必要があります。その時に求められるのは読む速さです。

速読というのは、語彙力、文法力と翻訳力(全体把握力)の総合化と言えます。私たちが語順訳を通して培いたいのは、この翻訳する力=問われれば、自分の言葉に直せる力だと言えるでしょう。言い換えれば、英文の意味を英文から直接受け止める力です。英語を理解するために否応なしに日本語を介在させ、日本語の文にまでする語順訳は、いわば無重力の宇宙へ旅立たせるためのロケットエンジンの役割です。英語の語順に沿って意味をつかむ訓練は、文法の力というエンジンを借りながら進まざるをえませんが、最後はそこから別れる場所に行き着きたいわけです。語順に沿って日本語文に変えるのではなく、語順に沿い、返り読みをしないで、そのまま文の意味としてまとめることのできる速読力が目標となります。

語順訳に初めてとりかかったときから、いつもこうした最終形を念頭に置き、たえずその先の段階へと導くことが、語順訳に対して緊張感を生み出すでしょう。

 

 

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語順訳、その先

2019 年 10 月 23 日 水曜日

コア式語順訳では、訳ルールを使用し、主語や述語動詞、目的語に注意を向けさせます。
「を」や「に」がつくから「目的語」ではなく、英語の目的語を訳す場合は「を」や「に」がつくというのが本筋ですが、ややもすれば、日本語にそれらがついたものはすべて目的語であると錯覚することも生徒によっては起こりえます。日本語の格助詞「を」「に」にはいろいろな働きがありますから、英日でイコールとはいきません。
また目的語という語を覚えるだけでなく、英文を口にしたとき、そこに何かが収まらないと変だという感覚の成長も同時に育てていきます。これらの要素が一定の語順のもとでそれぞれの機能を発揮して、ある意味をなす文になる。そのことが、知識としてわかっているだけでなく、英語を口にしたときにその規則に沿っているという感覚も得られるほど、音読で繰り返し声に出すということが重要なのです。

 

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リトルアース 2018参加者の声

2019 年 10 月 16 日 水曜日

中高生のための英語デイキャンプ、『リトルアース in Tokyo』、今秋の開催は10/27(日)、申し込み締め切りが迫っています。

参加を迷われている方は、昨年の参加者の声をご覧の上、ぜひご検討ください。

*英語を話すのが楽しいと感じた(中1)
*会話ってこんな感じで話すということがわかった(中1)
*外国人の話し方とか単語のどこを強く発音するのかがよくわかりました(中1)
*日本とアメリカの文化の差がよくわかった(中2)
*1日英語漬けで、外国みたいだった(中3)
*こんなに英語をしゃべったのは始めてで、母語のようにスラスラしゃべれるようになりたいととても強く感じた(高1)
*英語のコミュニケーション力が少しついた(高2)
*全てのアクティヴィティーが楽しかった(高2)
*英語に対する不安感がなくなった(高2)
*リスニング力がついた(高2)

 

 

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オーストラリアの国立大学で学ぶ卒業生

2019 年 10 月 2 日 水曜日

E.R.さんは、中1から高校卒業後の4月までコアに在籍後、オーストラリアへ留学。オーストラリア国立大学附属カレッジにて、約1年間基礎教養、専門領域の基礎科目、英語などを学ぶファンデーションコースを2019年7月に修了し、現在はオーストラリア最高峰の大学であるオーストラリア国立大学でITを専攻されています。留学先で充実した生活を送る海老原さんに、近況を伺いました。

 

■コア時代の思い出

いとこからの紹介で入会しました。在籍中はすごくおしゃべりな生徒だったと思います。留学を悩んでいた時期に先生に話したらとても親身になって相談に乗ってくださいました。

コアで学んだことで、SVOCが体に染みついて英文が読みやすくなりました。シャドーイングが多かったのも私には合っていたと思います。目よりも耳の方がよく入ってくるタイプだったので。大変だったのは単語の暗記ですね。毎週毎週ウンウン言って何とか頑張っていました。

■オーストラリアの生活

オーストラリアを留学先に選んだ理由は、治安の良さと大学のレベルの高さです。

生活するうちに、いろいろな背景を持った友だちができて、とても楽しいです! 友だちだけではなくて先生やチューターもさまざまな経験をしてきていて、日本では考えられないような話が聞けたりします。

コアのおかげで耳が慣れていたので良いスタートをきることができました。

■今後目指すところ、将来の夢

目指すところ…は、留年なしで卒業することですね。レベルの高い大学だけあって努力をしないと授業についていけなくなると思います。

将来のことはよく分からないです。日本に帰るのかここに残るのか他の国に行くのか、全く決めていないので、どうなるか自分でも楽しみです。

■後輩へのメッセージ

ぼんやりとでもやりたい事がある人はそれに近づけるように小さなことからで良いので何かを達成していってほしいです。

もしやりたいことがわからないなら、ただ英語を勉強するってだけでいいと思います。英語っていろいろな科目の中で「そのまんま使える」科目上位に入ると思うんです。家庭科の次くらいに。だからそれを勉強するだけで自分の選択肢が広げられる、と思ってとりあえずでいいから単語1個覚えてみるみたいなスタンスで気楽にやってって欲しいです。

And just enjoy your life!!! What you are doing won’t be wasted even though it seems like that. Do whatever you want and your life will be something super fun. Be you and live for you!!

 

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2019リトルアース詳細発表!

2019 年 9 月 17 日 火曜日

コアの英語イベント「リトルアース」、10/27(日)渋谷本部校にて開催します。

9/24(火)午前10時より受付開始。

詳細はこちら

お申し込みお待ちしております。

 

 

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タイムトライアルで単語・熟語力をアップ

2019 年 9 月 11 日 水曜日

今夏も渋谷本部校で、TT(タイムトライアル)方式の単語暗唱会を実施しました。

参加者の声をご紹介します。

○45秒を測ってチェックすることで、ゆっくり思い出しながらやるよりも、すぐ単語の意味が浮かぶようになったと思います。2時間半でしたが、とても集中できました。(高3)
○自分でまだきちんと覚えきれていない単語を改めて覚え直せたのでよかったです。発音ができていないところが多くあったので、よくCDを聞いて発音していきたいです。(高3)
○わからない・苦手な単語をゆっくり読み合わせて練習してもらえて、とても良かったです。(高1)

○いつもより集中してたくさんの単語を覚えることができたのでよかったです。(中3)
○単語の細かい発音に気をつけて練習することができたので、とても良かったです。(中2)
○単語をおぼえるのは大変だったけれどとても楽しくおぼえられてよかったと思いました。(中1)

 

次回は冬期講習で実施予定です。

 

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発音・リーディングクリニック実施報告

2019 年 9 月 4 日 水曜日

8月20日、22日に渋谷本部校夏期講習の一環として、『発音・リーディングクリニック』を実施しました。

普段自分の発音、読み、どちらも1対1でネイティヴスピーカーにじっくり聞いてもらう機会はなかなかないものですよね。今回勇気をもって参加してくれた小中高生たちに「Good job!」と改めて言ってあげたいです。

生徒の感想

<発音チェック>

・テストを受ける前は少し自信がありましたが、やってみたら思ったよりもできなくてショックを受けました。Rの発音を練習してのぞみましたが、思った以上に難しかったです。(高2)

・口の開け方が特に大変でした。種類によってやり方が違うので、そこのところを今後頑張りたいと思います。とても楽しかったです。(小5)

<リーディングチェック>

・お手本のように文を読むことができなかったが、繰り返し練習を頑張った。次のクラスから意識して文章と向き合おうと思った。しかしそれだけでは足りないと思うので、次回もこのような講習に参加したいと思う。(中3)

・対話の場面で、全く感情を出すことができなかったので今後は感情を出して音読できるようにしたい。また、言いにくい部分でも相手がちゃんと聞き取れるようにしたい。(高2)

<スピーキング>

・思っているよりもスムーズに話せなかったけど、外国人の方としゃべるのが初めてだったので楽しかった。日本語が頭の中に出てきてもそれを英語にうまく直せなくて大変だった。またこのような機会があったらもっとしゃべりたい。(中3)

・アクセントや読み方が難しかったです。また、サラ先生のスピーキングを聞き取るのが大変でした。これが本場の英語なんだと感じました。(小5)

 

発音も読みの上達も意識し時間をかければ矯正できると信じています。母音で苦戦した生徒は多かったですが、子音の g, l, r, s, w, yでも苦労した生徒も少なくありませんでした。クリニックを通じて、きちっと矯正すれば正しく発音できることは伝わったと思いますし、「音」に対する意識もさらに高められたと確信しています。読みのチェックに関しては、中高生のCD聞きと音読をもっと増やし、CD通りの読みがしっかり出来ることを目標に置いてほしいと強く感じました。

次回は冬期講習で実施予定です。

 

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近い言葉、遠い言葉

2019 年 8 月 28 日 水曜日

ある作品(著作物)が、物語や自分にとって身近な話題の場合、子どもは自分の言葉の世界からあまり遠くへ行かなくても、内容を理解することができるでしょう。読者というものは作品(著作物)を、自分の言葉の世界に引き寄せて内容を理解しようとします。そして腑に落ちないところに出会った時には、知識を援用したり想像力の助けを借りたりして、なんとか内容の辻褄を合わせるわけです。もちろんそれでもわからない箇所があれば、それを横に置いたまま、だいたいわかったところで手を打ちます。時にはわかっていないことがわかっていない、ということも生じているでしょう。

また、慣用句の使用は、自分の経験の深さがものを言う世界です。ある場面、ある状況を言い表すのに、言葉をストレートに使うのではなく、いわば比喩的な表現を選ぶためには、経験がものを言うでしょうし、ある表現を「まさに言い得て妙」と感じる瞬間が必要です。「板挟み」という言葉は、そのことを経験しない限りわからないでしょう。経験したことがあったとしても、その経験を客観的に見るということが求められます。無我夢中の子ども時代から、一歩大人の世界に入り少し遠くを見渡せるようになる時、今まで遠く感じていた言葉が自然に近寄ってきます。自分にとって遠い言葉を身近に引き寄せるためには、多読が必要なのは言うまでもありません。実際の経験には限度がありますが、作品(著作物)の世界は数限りなくありますから。

オリジナルテキスト『コア式語順訳2』に収録の作品、「Just How Great are Computers」も「Sandwich」も自分の言葉の世界を拡張する良い機会かもしれません。前者は論説ですから、自分の経験と照らし合わせながら、その論旨を追いかけていけるかどうか。後者は英語の比喩表現に関連して、日本語の比喩表現にも少し踏み込んでみたい作品となっています。

 

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秋の渋谷で「日本の外国」体験を

2019 年 8 月 19 日 月曜日

コアで学んだ英語を使って1日過ごすイベント、コミュニケーション デイ・キャンプ『リトルアース』、今年は秋に渋谷校で開催予定です。

英語しか通じない環境で、少人数グループごとに外国人スタッフと英語でコミュニケーションしていきます。

4技能の中でも特にスピーキングが注目される中、「実践の場」で力試しをしてみませんか。

詳細は9月に発表します。お楽しみに!

 

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